明日(6/25)朝5時からサッカー日本代表を応援する予定のblog管理人です。
個人的なことはさておき・・・
落合先生から【山形通信】が届きました!!
※6月27日一部内容を差替えました。
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みなさん、こんにちは。
山形通信です。
6月に入り、こちらは雨という雨はあまり降りません。
ただし、さくらんぼには今年はちょうどよい天候だったようで、おいしいものができたようです。今週から本格的に出荷販売のようで、あちこちでさくらんぼののぼり旗が立ち始めました。
さて、先日、寒河江市にある慈恩寺(じおんじ)に行ってきました。8世紀頃開山といわれている由緒ある寺院です。かつては3ヵ院48坊からなる寺院だったようですが、今では3ヵ院17坊となり、一寺院に真言宗・天台宗という2つの宗派があるという珍しい寺院です(終戦後は宗教法人として独立、慈恩宗となっている)。
しかし残念なことに、文政13年(1830)に再建された三重の塔に、現代人の落書きを見つけてしまいました。心ない人がいるものです。
次回の例会担当史料、建久6年9月3日条には、源頼朝が平泉中尊寺の荒廃をなげき、堂舎を昔のように維持せよ、と命じています。
こうした偉人のなみなみならぬ努力もそうですが、我々一人一人も文化財を愛する心を養いたいものですね。
ちなみに、三重の塔内には、なぜか弘長3年(1263)、常陸の笠間時朝なる武士が、常陸国小山寺に納めたとされる木造大日如来坐像が現存します。
次回は花笠音頭の季節に登場しようかな?それでは。
おちあい