blog管理人です。
9月28日、川越市立博物館で開催されたシンポジウムで講師をして頂いた中西望介さんたちが川越府川で行った調査の報告書が刊行されました。
ご興味ある方は有料となりますが、入手可能となっております。
目次、お問合せ先を掲載しますので、ご確認下さい。
よろしくお願い致します。
〜以下内容です〜
2014年9月26日、川越市中世府川郷調査研究会編『川越市中世府川郷調査報告書』(A4サイズ、全78頁)が刊行されました。
目次は以下の通りです。
はじめに …大野政己
調査経過 …中西望介
第1章 文献からみる戦国時代の府川郷・本郷 …池上裕子
第2章 大野家・竹ノ谷家の「構堀」 …落合義明
第3章 戦国期武蔵国入間川周辺の用水と郷村 …高橋裕文
第4章 仏地院過去帳からみる府川郷の考察 …大野政己
第5章 板碑からみる府川郷 …中西望介
あとがき …池上裕子
戦国期に府川郷(現在の埼玉県川越市府川)とよばれた、後北条氏配下の中世の村の実態に迫った報告書です。この報告書は、國學院大學大学院に所属した学生や関係者が、2010年から約3年間にわたって、村に残る古文書や今に残る景観、そして板碑の分布状況など、くまなく調査した研究成果です。
本書には、原文書の写真コピーや板碑の拓本もふんだんに掲載されています。戦国時代を研究する人はいうまでもなく、中世史に関心のある川越市民の方にとっても必読の書といっても過言ではありません。
ご希望の方は有料となりますが、詳細は下記までご連絡ください。
〒350-0836 埼玉県川越市谷中28 大野政己方